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質屋とは。


皆様こんにちは!!戸塚のきねや質店です!!

日曜日の本日も、きねや質店は営業しておりますよ!!

さてさて今回はタイトルの通り、「質屋とは何か」について考えてみたいと思います!

質屋の起源は700年前の鎌倉時代まで遡ると言われています。

一般的には江戸時代ぐらいからあるイメージでしょうか?

皆さんも時代劇なんかで見かけたことがある方もいるのではないでしょうか?

私はドラマにも質屋が登場する場面も何度か見かけました。(某相棒、とか笑)。

今では「七つ屋志のぶの宝石匣」という質屋を舞台にした人間ドラマが描かれた漫画作品が連載されていますね!(「のだめ カンタービレ」の作者、二ノ宮和子さんの作品です!)

(そのうちドラマ化されないかな〜と密かに願っております。笑)

質屋は質草(しちぐさ)と呼ばれる物品を担保にお金をお貸しします。江戸時代頃にはすっかり庶民に浸透していて、着物、煙管、かんざし、鍋、食器類なんかを質草にしていたようです。お金に困ったお侍さんなんかは刀を質草にしていた、という話もよく聞きますね。

そんな庶民の味方質屋が縮小を開始するのが1970年代になってからです。いったい何があったのか?

そう、今で言うところのサラ金(消費者金融)が登場したのです。

質草という担保をとる質屋とは異なり、無担保・無保証人でお金を融資する団地金融なるものです。さらには2004年あたりからはサラ金も大手都市銀行の傘下に入るなどし、イメージの良いTVCMをガンガン流すなどしてその攻勢を強めています。

しかし一方で、最近では銀行カードローンの問題点もクローズアップされていますね。

自分の預金からお金を引き出す感覚でカードローンを利用し過ぎてしまうという点です。ATMで気軽にお金を借りられる。その利点が、逆に落とし穴にもなりうる。返済するためにお金を借りるという無限ループの状態に陥ってしまうというのです。

無担保が招く逃れられない地獄とでも言うべきでしょうか。ちょっと言い過ぎかな?^^;

そこで今一度、質屋の存在意義を見直すべきかな、とも思います。

何と言っても、【質屋の利点は質草を手放してしまえばそれで全て解決できる】と言う点です。

金の指輪やネックレスなど、預けたモノ(質草)を手放してしまえばお金は返さなくていいわけですから、これほど安心できる貸金サービスは他にないのではないのでしょうか。(もちろん質屋は取り立てなどはしません!!!)

ちょっと宣伝色が強過ぎましたでしょうか^^;笑

でも700年続く質屋の在り方は、今も昔も変わらず、本当に庶民の味方です。

少し足りない生活費の足しに、ちょっと足りない飲み代の足しに、孫と一緒にお出かけする費用の足しに、ご子息ご息女の学費の足しに、個人事業費の足しに。などなど。

今も昔も変わらずにこの町にある。それが質屋のイイところだと私は思っております。

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